福岡駅・山下歯科医院

/ 講演記録 /LECTURE RECORD

ITIコングレスジャパン 講演

2022.06.09(木)

2022年5月28-29日 東京 虎ノ門ヒルズ

“Evolution of Implant Treatment driven by Technology” 『テクノロジーで進化するインプラント治療』をテーマに、ITIコングレスジャパンが2022年5月28日(土)~29日(日)の2日間、1,500名におよぶ参加者で盛大に開催されました。

 

私も、「Biomaterialを用いた組織再生」セッションにおきまして、座長:丸川恵理子教授、演者:奈良嘉峰先生と私で、今最も話題となっているストローマンRFT(リフィット)とエムドゲインについての講演を行いました。

 

以下、抄録です。

「HAp/Col ナノコンポジットとEMDを用いた骨再生」

Hap/Colナノコンポジット(ストローマンRFTデンタル)は、現在、世界的に類を見ない骨補填材である。その特長は、「限りなく生体骨に近い構造」にある。ナノテクノロジーにより、HAp crystalとCollagen分子をナノレベルで合成した生体模倣ナノコンポジット(Biomimetic Nano-composites)であり、早期に生体に吸収置換される。さらに、このHap/Colは骨再生を促進する能力を有しており、今までにない次世代型骨補填材といえるだろう。

私は、このHAp/ColとEMD(Emdogain®)さらに半導体レーザーを併用することにより、in situ Tissue Engineeringの新たな可能性を模索している。今回は、HAp/Colを用いた症例を通じて、まさに「限りなく生体骨に近い骨質」を供覧し、また、骨の再生ボリューム確保のための術式についても提示したい。

寝てるわけではありません。。

 

 

 

歯周病専門医 歯周病予防、再生治療

山下素史

ITIコングレスジャパン開催 その1

2022.06.09(木)

2022年5月28-29日 東京 虎ノ門ヒルズ

“Evolution of Implant Treatment driven by Technology” 『テクノロジーで進化するインプラント治療』をテーマに、ITIコングレスジャパンが2022年5月28日(土)~29日(日)の2日間、1,500名におよぶ参加者で盛大に開催されました。ITIプレジデントのCharlotte Stilwell先生、Stephen Chen先生参加のもと、ITIジャパンの全国行事としては3年ぶりに対面式(on-site)にて開催されました。

今大会をもってITI Section Japan Chairを退任される勝山英明先生またChen先生、ITI CEOのAlexander Ochsner氏の挨拶からコングレスは開催されました。

永年のI T Iへの功績として名誉フェローとして瀬戸晥一先生が、シニアフェローとして細山愃先生、塩田真先生が表彰されました。最後に次期ITI Section Japan Chairの古谷野潔先生のクロージングの挨拶でコングレスが終了いたしました。

久しぶりの対面での学会でした。皆さんいい顔されています。

(写真撮影時以外は全員マスク着用しております)

 

 

歯周病専門医 歯周病予防、再生治療

山下素史

日本臨床歯周病学会第39回年次大会講演(メインスピーカー)

2022.01.17(月)

2021年7月10日Web開催

日本臨床歯周病学会第39回年次大会がwebで開催されました。

今回は、私も臨床講演のメインスピーカーとしてお話しさせていただきました。

(ありがたいことに次回40周年記念第40回年次大会でも講演演者になっております)

大会のテーマは「歯周治療から始める健康長寿への道」というなかなか壮大なテーマであったのですが、私も講演タイトルを「超高齢社会において再生療法をどう捉えるか?-高齢者と若年世代への再生アプローチ-」とし、一見矛盾する「高齢者」と「再生」というものを結びつけて論ずる試みを行いました。

これからの超高齢社会において、我々の診療でも高齢者の患者さんの再生治療を行う機会が増えてくるであろうことにおいて、高齢者に特有の生物学的変化や、実はあまり知られていないことですが、「幹細胞は老化する」という事象に対して、我々がどのように対処するか。半導体レーザーを用いた新しい低侵襲な再生テクニックについて解説を行いました。

また、「超高齢社会であるからこそ、若年世代の歯周病についてもっと我々歯科医師が注目しなければならない!」という日頃から私がよく言っていることも講演でお伝えすることができました。まさに人生100歳時代になるであろう今の若い人たちの歯を長い生涯保たせるには、できるだけ早くに歯周病の芽を摘んでおかなければなりません。我々歯科医師が若い人たちの歯周病が進行していく「わずかな兆候」を見逃さないようにしなければなりません。

最後に講演の締めくくりとして、慶應義塾大学百寿総合研究センターと英国ニューカッスル大学の共同研究チームが行なった2015年の研究をご紹介しました。1,554名の高齢者(100歳以上・684名、100歳以上の高齢者の直系の家族・167組、85~99歳の高齢者・536名)を対象に、長寿に関係があるとされる造血能、代謝、肝機能、腎機能、テロメアの長さ、各領域のバイオマーカーを測定し、何が最も共通しているかを調べました。

その結果、各領域バイオマーカーのうち、炎症の低さ だけが85-99歳、100-104歳、105歳 以上のすべての年齢群において有意に余命と関連していたことが判明しました。(また、百寿者や百寿者の直系子孫ではテロメア長がより長く保たれていることもわかりました。)

まさに、健康長寿はいかに歯周病(炎症)のない状態で人生を送るかにかかっていると思います。

 

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山下歯科医院歯周再生・インプラント研究所

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